接客ノウハウと困った時のQ＆A

明日から役立つ接客ノウハウ！！
【販売の実際】ブローチ

今回から数回にわたり、ジュエリーアドバイザーの
力量が問われるジュエリーアイテム、ブローチについて
お話して いきたいと思います。

ブローチは面の大きい部分に着けるため、
大きいデザインになりがちで必然的に高価格になる上、
主役と言うより脇役になりやすい！！


そこで、私たちジュエリーアドバイザーが、商品の素材、
作りを始めブローチが持つ特性を十分把握した上で
着け方やコーディネートを提案し、お客様が誰よりも
輝いて見えるように持っていきましょう。
その結果、ブローチはジュエリーの主役に躍り出てくるでしょう。

最初は
『商品の素材、作り、デザインなどの角度から見た印象を
お客様にお話しましょう。』

・原石を活かしたデザインのブローチで、石の配置バランスの良さや
世界で一つしかない事をアピールしたり、曲面に沿って
上質のダイヤモンドが埋められたブローチなどは、そのデザイン性から
華やかさと品格を与えてくれることを伝えていく。


・デザインによっては３６０°どの角度も着ける事が出き、
着けた印象も角度によって変わることがある。

・一つ持っていると重宝するのがブローチで、最初に買うと便利なのは
シンメトリーのデザイン。

・ブローチも他のアイテムと一緒で、昼間に着けるものは
メタリックなものでも、夜は宝石を散りばめた華やかなデザインの
輝くものが、より全体的なイメージを豪華につくり上げてくれる。

・かわいらしい印象を強調するデザインの場合、含まれる意味を説明ポイントとする。
<ハートは幸福、愛情・小瓶や羽根は夢の達成・十字架は力を与えてくれる
・リボンは人との絆>

・モチーフ自体に意味があったり、昔から語り継がれることわざが
あるので、それもお客さまに伝えていく。
<ふくろうは苦労知らずの幸せな明るい人生を運ぶ鳥、贈る人、
贈られる人それぞれの幸福を願う。それが-ふくろうの贈り物->
<トンボは前にしか進まない-前進->
<カエル-前進-と-幸せがかえる->
<ヨーロッパではたわわに実ったぶどうは豊かさの象徴とされている。>

＊次回はブローチ《着けた印象》