接客ノウハウと困った時のQ＆A

明日から役立つ接客ノウハウ！！

【販売の実際】
今回は、指が太いお客さま、家事や仕事で指が荒れているお客さまなどに
『リング』をお勧めする接客ノウハウをお話していきたいと思います。

手指は、日ごろ激しく使う部分だけに、
荒れている人や、節くれ立ってる方も少なくないですね。

そういった方は、恥ずかしがってリングの試着を尻込みする傾向があるので、

照れずに手を差し出せるような、ホッとさせるトークを考えておきましょう。


「私、仕事や家事で手が荒れているのよ。だから手が目立つと恥ずかしいからリングはしないのよ」


とお客さま。そんなときは、

「女性は家事仕事でどうしても手が荒れてしまいます。当然のことでございます。少しも恥ずかしくはありません、女の勲章みたいなものですから。 実は私も荒れ性でして、仕事柄結構手入れには気を付けているんですが、オイルマッサージがとてもよく効きますよ」


といった具合に、
体験的なアドバイスをしながらお客さまと打ち解けるきっかけを作ったり、

簡単な手入れ方法をアドバイスすることによって、
仕事や家事で手が荒れていても、それなりにきちんとした指先には
好感が もてるということが伝わりますね。

荒れた手にはリングはすべきではないと思い込んでるお客さまにも
“リングが似合わない女性なんていない！！”
の信念で接客すれば、お客さまの不安を取り除くことができるでしょう。

次に、注意点。
指が太いお客さまをサイズリングで計るときに

「あら、これでもまだ小さい」

などと、たとえ小声でもつぶやいたりしないこと！
サイズリングで計るときは、お客様の指のサイズより大きめのサイズから計り始め、
徐々にサイズを小さくしていくのが無難です。

最後に、太くて短い指のお客さま向けに
バランスのよいデザインと避けた方がよいデザインを
ご紹介しましょう。

★センターストーン入り⇒中央にポイントをおくことで、指の太さを二分し細く見せる。
★ボリュームに変化がある⇒表情が出るので指の太さが気にならず、個性的に見える。
★V字タイプ⇒指に縦のラインを作るので、指を長く見せる。
★幅が広い⇒横のラインを強調してしまうため、余計に指が太く見えてしまう。
★きゃしゃすぎる⇒指のボリュームと極端に違うと、かえって指の太さを目立たせてしまう。


☆皆さんいかがでしたか『リング』の接客ノウハウ。
　　　　　　　　次回『リング』のお話最終回です。